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透明なブルースポット

🍀今知りたいトピックス

<感染症流行状況> 

定点把握対象疾患​の流行状況はグラフで見られます。​リンク先を下にスクロールして下さい。)

   インフルエンザの流行が続いていますが、先週と概ね同程度で推移しています。東京では、前の週より定点当たりの患者数が減少に転じて、ピークアウトしたのではないかと言われています。三重県もすでにピークに達したのかもわかりません。推移を見極めつつ、引き続き手洗い等の予防対策をお願いします。

  なお今季は国内でもインフルエンザA(H3N2)型ウイルスのK亜系統(Subclade K)が流行していますが、症状や重症度、ワクチンの有効性は従来のインフルエンザと同等とされています(三重大学大学院医学系研究科 公衆衛生・産業医学・実地疫学分野)。

    一方で、マイコプラズマ肺炎は続いています。特に津市で定点当たりの患者数が多いです。咳が長引く場合は医療機関を受診しましょう。

(マイコプラズマ肺炎とは?(厚生労働省))

感染症
インフルエンザ.png
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「さっちみえ」では、県内や全国の学校・幼稚園・保育所での欠席者情報(他疾患含む)が見られます。全国の欠席者状況をクリッすると全国の欠席者状況が日本地図で示されます。地図上の三重県をクリックすると三重県全域の情報が見られます。毎日更新されていますので参考にしてくださいね。

<ワクチン情報

◯インフルエンザワクチン            

 インフルエンザの流行は、2020 年以降大規模な流行がなかったため、その間にインフルエンザに対する抗体が減少し、インフルエンザにかかりやすい人が増えている可能性があります。実際一昨年のインフルエンザは春・夏も報告され、昨年はさらに前年を上回る流行がみられました。また日本に先行する南半球のオーストラリアでは、2025年4月後半からインフルエンザの流行が報告されているそうです。このことから、日本感染症学会と日本ワクチン学会は、一般の方はもちろん、特に小児や高齢者、基礎疾患をもってみえる方には、インフルエンザワクチン接種を強く推奨しています。

​ インフルエンザに関する報道発表資料 2025/2026シーズン(厚労省)

*2025/26 シーズンにおけるインフルエンザワクチン等の 接種に関する考え方    

・日本ワクチン学会:2025-26期の季節性インフルエンザワクチンの接種に関する見解(2025/9/24) 

・日本感染症学会:2025/26 シーズンに向けたインフルエンザワクチン接種に関する考え方とトピックス(2025/10/3)

 2025/26シーズンのインフルエンザ ワクチン(は、2024/25 シーズンから A/H3N2 株の 1 株が変更となり山形系統のB型株が除かれ3 価ワクチンとなりました。

▼A 型株

A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)

A/パース/722/2024(IVR-262)(H3N2)

▼B型株

B/オーストリア/1359417/2021(BVR−26)(ビクトリア系統)        

  また、昨年から従来型の不活化インフルエンザワクチンに加え、経鼻弱毒生インフルエンザワクチンが認可されました。1回の噴霧でいいのですが、生ワクチンのため周囲に免疫の落ちた方がみえる場合は控えましょう。詳しくはかかりつけの先生にご相談ください。

◆ A 型株

A/ノルウェー/31694/2022(H1N1)

A/パース/722/2024(H3N2)

◆ B 型株

B/オーストリア/1359417/2021(ビクトリア系統)

▶︎RSウイルス感染症、帯状疱疹ワクチン、麻疹の流行についてはこちらへ

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