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ライトウッドパネル

◯子どもの事故が増えています。

子どもの事故の現状を見てみましょう。

★R3年厚生労働省人口動態調査によると、子どもが不慮の事故で亡くなる原因は次のとおりです。

⇒0歳では、死因の92%が、窒息により大切な命をおとしています。

 (胃内容物の誤えん、気道閉塞を生じた物体の誤えんなど)

⇒1~4歳では、死因の約7割が、溺死・溺水、交通事故、窒息で亡くなっています。

(浴槽への転落、交通事故、気道閉塞を生じた物体の誤えんなど)

子どもの事故による死亡.png

★死に至らなくても、救急車を呼ぶような子どもの事故の7割が家の中で発生しています。今一度、家の中を点検してみましょう。

◎寝返りやハイハイができるようになると、何でも口に入れてしまいます。小さなおもちゃ、薬、あめ玉、コイン、ボタン、たばこなどが、子どもの手のとどくところに置いていませんか?

⇒危険なものは置かない。こまかい玩具は個数を確認し、片づけましょう。

⇒ボタン電池の誤飲は重症事故に繋がるおそれがあります。

*「マグネットセット、水でふくらむボール」は、令和5年6月19日から販売が規制されます。

子供の安全のため玩具への新たな規制が導入されます (METI/経済産業省)

 

◎食べ物は食べやすい大きさに切ってから与えていますか?

⇒母子健康手帳と同時に配付される「誤飲防止ルーラー」は、誤飲と窒息予防を実践するためのグッズです。日頃から、誤飲事故予防に注意しましょう。

⇒豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は、小さく砕いても、気管に入ると危険です。5歳以下の子どもには食べさせないでください。(消費者庁)

⇒ミニトマトやブドウ類等の球状の食べ物は、乳幼児には4等分する、調理するなど軟らかくして食べさせましょう。(消費者庁)

◎歯ブラシを加えたまま、遊んでいませんか?

⇒歯磨きをしている時は、動き回らないように注意しましょう。

◎電気ポットなどのコードは、子どもがひっぱりやすいところにありませんか?

⇒電源コード、本体の置き場所に注意しましょう。

◎家の窓、ベランダの手すりの傍には、子どもが登れるような足がかりになる物は置いていませんか?

⇒窓に補助錠を付けるなど、子どもが一人で完全に開けられないようにする。

◎湯をはった浴槽への転落事故に注意しましょう。

⇒浴室には、踏み台となりそうなバスチェアや洗面器もあります。まずは、浴室に入らないように、子どもの手の届かない位置へ外鍵を設置し、使用しない時はいつも鍵をかけておきましょう。

◎ベッドから落ちないように、ベッド柵などで工夫しましょう。ベビーベッドの扉は必ず閉めておきましょう。 

​参考資料はこちら

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