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​<用語の解説>

ー感染症に関することー

○感染症サーベイランス
サーベイランスは「監視」、「見張り」と言った意味の言葉。
感染症サーベイランスは感染症発生動向調査とも言われ、感染症の発生状況を調査・集計することにより、感染症の蔓延と予防に役立てるシステムのことで、(1)病原体検出報告と(2)患者発生報告 から成り立っています。
感染症は、全数把握するものと、定点把握するものとに分けられます。

全数把握対象疾患:一類 7 疾患、二類 7 疾患、三類 5 疾患、四類 44 疾患、五類 23 疾患、
定点把握対象疾患:インフルエンザ/新型コロナウイルス感染症の定点 把握、小児科定点把握 10 疾患、基幹定点把握疾患 8 疾患、
眼科定点把握 2 疾患、性感染症 定点 4 疾患等

(詳細は国立感染症研究所 感染症疫学センターへhttps://www.niid.go.jp/niid/images/epi/nesid/nesid_ja.pdf

・定点について

保健所管内の人口の割合から配置され、都道府県全体の患者発生状況が把握できるよう考慮して、定点数が決定されています。定点は、小児科定点(全国約3,000)、インフルエンザ定点(小児科定点3,000+内科定点約2,000)、眼科定点(全国約600)、STD 定点(全国約900)および入院患者を対象とする基幹定点(小児科および内科医療を提供する300床以上の病院、全国約500)があります。
病原体定点は、小児科、インフルエンザ、眼科各定点の約10%、基幹定点のすべてを病原体定点として行われています。
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ていてんn
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